1.最初に

こんにちは、杉山です。

新エキスパンション・カラデシュも発売され、みなさん絶賛デッキ作成中でしょうか?
それとも苦労中でしょうか。かくいう自分もなかなか強いデッキができず絶賛苦労中です。

「デッキってどうやって作ればいいか分からない」
「強いデッキが作れない」
「自分にはデッキ作る才能がない」

こんな声をよく聞きます。
その度にもったいないなあ、残念だなあと思います。
デッキリストはマジックの華、とはどこかで聞いたフレーズですが、自由にデッキを作れることがマジックの楽しみの一つであることは間違いありません。
しかし、上記のような声を聞くにつれ、本当にデッキ構築をするための記事って少ないのでは?とも考えるようになりました。
「マナベースを整えよう」とか「マナカーブを整えよう」とか「シナジーを重視しよう」「強いカードを使おう」「包囲サイを使おう」などの記事や、完成済みのデッキについて「このカードとこのカードの相性が良くてこのカードは○○相手に強い」といった解説をしている記事はありますが、一から強いデッキ構築を追いかけた記事はあまりありません。(ただし、公式記事の「ReConstructed -デッキ再構築- 」や、まつがんさんの「だらだらクソデッキ」という偉大な先駆者がいます)

そこで、この記事ではデッキを作るまでの実際の流れを追うため、 本当にリアルタイムに記事を書きながら強いデッキを作ってみようと思います。
デッキができたから記事を書く? ノーノー、デッキ作成ってそういうものじゃ、そういうものじゃない。
作るデッキが強いか弱いか分からない中、暗中模索のドキドキ感も構築の醍醐味!
ここまで書いた時点で、デッキがどうなるか、本当に自分でも想像できていません!
この時点で勝算は10%です。 書く方も読む方もドキドキです。これでできたのが目も当てられない様なデッキだったらどうしよう……
ヤラセなしのガチ企画ですので、戦えるデッキができることを祈りながらスクロールしていきましょう。
そう、私もあなたも。


2.コンセプト~肉付け

新しいデッキを考える時は多くの場合、「強そうなカードを強く使おう」か「強そうな動きを核にしよう」か「強そうなコンボをデッキにしよう」か「○○に対して強いデッキを考えよう」が起点になります。
既存のデッキを「こうしたらもっと強い」とか「○○に対して強くしよう」とかもありますが、それは別のお話です。(自分もこっちが多いです)
「天使単デッキを作ってみよう」とか「《悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded(AVR)》を使いたい」とかそういうのもまた別のお話です。縛りゲーはクリア後にどうぞ。

さて、今回のコンセプトですが、 「強そうなカードを強く使おう」です。
具体的には、「《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》強い!使おう!」から始めます。ここまでは決めてました。
はい、(強いカードを使っとけば、ある程度完成デッキの強さも保証されるはず……)という身も蓋もない打算が透けて見えますね。



この時点で勝算は40%です。強いカードがどれだけ偉いかよく分かりますね。



「強いカードはなぜ強いと思う? --もともと強いからよ!」
                    -前田慶次-


あの前田慶次も言ってます。

それでは無事(?)コンセプトも決まったところで、次にデッキの骨子を作り、それを肉付けしていきましょう。

・《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》の相方探し
・飛行orトランプル・警戒持ちが望ましい。環境がビートデッキばかりなので単体でビートに強いカードが望ましい⇒《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》がいいかも?
・マナブーストから《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》を叩きつけたら強そう。
で、以下の骨子を考えました。


4《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》

4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
4《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》
4《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》






幸いカラデシュの新しいマナサポート2種類は収斂と相性が良いです。
これを活かす形で肉付けしてみましょう。
今のところ全て緑のカードなので、2色目3色目の選択は自由です。(勝算が45%に上がりました)
アブザン・ティムール・スゥルタイ・バント・ナヤ・ジャンドとよりどりみどりですが、試しに2色目に青を選んでみましょう。
メタは赤白機体や雑多なビートを想定します。


4《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》

4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
4《空乗りのエルフ/Skyrider Elf(BFZ)》
4《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》
2《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》

4《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》
4《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》
1《慮外な押収/Confiscation Coup(KLD)》


収斂って能力のカード、12種類しか無いんですね。。。驚きました。
せっかくなので《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》から《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》やユーティリティカードをサーチする動きを組み込んでみました。



カードパワーが低いカードが2種類入り、勝算が40%に下がりました。

続いて、マナサポートと機械巨人の相方をもう少々。


4《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》
4《植物の聖域/Botanical Sanctum(KLD)》
4《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》

4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
4《空乗りのエルフ/Skyrider Elf(BFZ)》
4《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner(BFZ)》
4《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》
2《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》

4《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》
4《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》
1《慮外な押収/Confiscation Coup(KLD)》


《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner(BFZ)》はマナブーストとフライヤーを兼ねていて強そうです。勝算45%。



マナサポートに《壌土のドライアド/Loam Dryad(SOI)》や《謎の石の儀式/Cryptolith Rite(SOI)》はどうでしょうか。
少し考えましたが、3色目や重いスペルの種類によりそうですね。保留。
3色目。3色目はどうしましょう。《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》・《呪文捕らえ/Spell Queller(EMN)》・《博覧会場の警備員/Fairgrounds Warden(KLD)》・《空中対応員/Aerial Responder(KLD)》の白。《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning(KLD)》・《光輝の炎/Radiant Flames(BFZ)》の赤。《残忍な剥ぎ取り/Grim Flayer(EMN)》・《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow(EMN)》・《苦い真理/Painful Truths(BFZ)》の黒。
全パターン試したいところですが、まずは純正青緑2色を試してみましょう。

《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》のサーチ先も悩ましいです。以前は《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》があったので話が簡単でしたが……
プールを探してみたものの機械巨人の他にはラスぐらいしかありませんでした。数を減らしてしまいましょう。


4《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》
4《植物の聖域/Botanical Sanctum(KLD)》
4《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》

4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
4《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》
4《空乗りのエルフ/Skyrider Elf(BFZ)》
4《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter(KLD)》
4《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner(BFZ)》
4《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》
4《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》

4《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》
2《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》
1《慮外な押収/Confiscation Coup(KLD)》




しれっと《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》と《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter(KLD)》が入ってますね。
すみません、本当に忘れてたんです。
これもリアルタイム構築の妙味ですね。(ペロッ)
警戒・飛行ともに《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》との相性良しです。勝算65%。
ここまででスペル枚数は35枚。《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》があるため、土地は22程度に押さえられそうです。



2マナ域の枚数は十分。逆に《空乗りのエルフ/Skyrider Elf(BFZ)》がいるとは言え3マナ域4マナ域が不安です。

緑3マナ域の定番と言えば《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》ですが、現在のビートが跋扈する環境では本当に強いのか少し懐疑的です。



とは言え他にカードも無いので入れてしまいましょう。4マナ域と考えることもできますし。
伴って《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》も採用が肯定されますね。



本当はエネルギーシナジーをもう少し組み込みたいのですが、《牙長獣の仔/Longtusk Cub(KLD)》は果たして。



赤を入れて《通電の喧嘩屋/Voltaic Brawler(KLD)》・《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso(KLD)》の方がトランプル・飛行を活かす形で面白そうです。




3《森/Forest(KLD)》
1《島/Island(KLD)》
1《平地/Plains(KLD)》
1《山/Mountain(KLD)》
4《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》
4《植物の聖域/Botanical Sanctum(KLD)》
4《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》
4《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》

4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
4《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》
4《空乗りのエルフ/Skyrider Elf(BFZ)》
4《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter(KLD)》
4《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner(BFZ)》
3《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》
4《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》
4《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》

4《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》
2《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》
1《慮外な押収/Confiscation Coup(KLD)》


ええ……このマナベース本当に大丈夫……?(焦り)

緑マナ青マナ総数自体には問題ないのですが、アンタップインの緑マナが11枚しかないですね。
タップイン処理~《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》+タップイン処理の動きも悪くなさそうですが、やはり《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》~2マナアクション~2マナアクション+タップインと動きたいところ。《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》を少し減らしましょう。
しかし、森を増やすと今度は《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》がスムーズに収斂5では撃てなさそうです。
泣く泣く抜きましょう。


5《森/Forest(KLD)》
1《島/Island(KLD)》
1《沼/Swamp(KLD)》
1《山/Mountain(KLD)》
4《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》
4《植物の聖域/Botanical Sanctum(KLD)》
2《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》
4《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》

4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
4《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》
4《空乗りのエルフ/Skyrider Elf(BFZ)》
4《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter(KLD)》
4《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner(BFZ)》
4《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》
4《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》
4《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》

4《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》
2《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》


はい60枚!
これが基本型であとはちょこちょこ調整したりサイドボードを組んだりして勝算を高めていきましょう。
このデッキはサイドに無理なく《光輝の炎/Radiant Flames(BFZ)》や《苦い真理/Painful Truths(BFZ)》が積めるのが素晴らしいですね。



……ん?《苦い真理/Painful Truths(BFZ)》……?
あっ、4色目の土地は《平地/Plains(KLD)》じゃなくて《沼/Swamp(KLD)》にするべきですね。危ない危ない。


3.更なる先へ

そんなわけで一応デッキは完成しました。勝算65%の。
ですが、本当に勝てるデッキを作るのはこれからです。
そう、3色目4色目をテストし各色のパワーカードを詰め込んでみましょう。


5《森/Forest(KLD)》
1《島/Island(KLD)》
1《沼/Swamp(KLD)》
1《山/Mountain(KLD)》
4《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》
4《植物の聖域/Botanical Sanctum(KLD)》
2《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》
4《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》

4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
3《牙長獣の仔/Longtusk Cub(KLD)》
4《通電の喧嘩屋/Voltaic Brawler(KLD)》
4《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter(KLD)》
4《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner(BFZ)》
3《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso(KLD)》
4《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》
4《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》

4《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》
4《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning(KLD)》






ティムール。
うーん。勝算72%。
流石に《つむじ風の巨匠/Whirler Virtuoso(KLD)》よりは《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》な気がします。


2《森/Forest(KLD)》
1《島/Island(KLD)》
2《沼/Swamp(KLD)》
1《山/Mountain(KLD)》
4《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》
4《植物の聖域/Botanical Sanctum(KLD)》
4《花盛りの湿地/Blooming Marsh(KLD)》
4《風切る泥沼/Hissing Quagmire(OGW)》

4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
4《残忍な剥ぎ取り/Grim Flayer(EMN)》
3《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》
4《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter(KLD)》
3《空中生成エルドラージ/Eldrazi Skyspawner(BFZ)》
2《精神壊しの悪魔/Mindwrack Demon(SOI)》
4《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》
4《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》
1《墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow(EMN)》

4《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald(SOI)》
3《過去との取り組み/Grapple with the Past(EMN)》
2《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope(EMN)》






スゥルタイ。
昂揚要素まで詰め込んだためにバランスの不安はありますが、《精神壊しの悪魔/Mindwrack Demon(SOI)》が(自爆しなければ)ビートにも強く勝算78%。
ただし、昂揚が難しいようなら《精神壊しの悪魔/Mindwrack Demon(SOI)》よりも《ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet(OGW)》を優先するべきかもしれません。
あとは、流石にエネルギーシナジーがなく昂揚の可能性があるなら《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》よりは《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald(SOI)》ですよね。
あ、カラー的に土地が強いのも良いです。


3《森/Forest(KLD)》
1《島/Island(KLD)》
1《沼/Swamp(KLD)》
2《平地/Plains(KLD)》
4《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》
4《植物の聖域/Botanical Sanctum(KLD)》
4《大草原の川/Prairie Stream(BFZ)》
4《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》

4《導路の召使い/Servant of the Conduit(KLD)》
4《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》
4《密輸人の回転翼機/Smuggler's Copter(KLD)》
3《博覧会場の警備員/Fairgrounds Warden(KLD)》
4《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》
3《呪文捕らえ/Spell Queller(EMN)》
4《放浪する森林/Woodland Wanderer(BFZ)》
4《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》

4《霊気との調和/Attune with Aether(KLD)》
3《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》






バント。
《呪文捕らえ/Spell Queller(EMN)》が浮いている気はしますが、叩き台としてはこういうところに落ち着くでしょう。飛行は偉いですし。
《進化する未開地/Evolving Wilds(BFZ)》をフルに取っているので《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》は取りたいところですが、ちょっと何を抜けばいいかわからなくなってしまいました。
ビートメタなら《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》はサイドでもいい気はします。
流石に入っているカード全て強そうです。勝算85%。
サイドには《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》・追加の《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》・《燻蒸/Fumigate(KLD)》・《激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk(KLD)》・(《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》)を採りたいですね。

まあ、テストプレイ無し、リストを組んだ時点で85%なら及第点でしょう!


4.更なる先のその先へ

いかがでしたでしょうか。ひとまず今回のデッキはこれで完成とします。
ただし、勝算85%は、言い換えれば完成度85%ということです。
そう、まだこの先があるはずです。
もうワンパンチ・ツーパンチ、いやスリーパンチほども入れられれば胸を張ってGPに持ち込めるデッキにもなりそうなのですが、テストプレイ無しでは流石にそこまでの形にはできませんでした。
《巡礼者の目/Pilgrim's Eye(BFZ)》と現出・昂揚を組み込んだりする形も成立しそうなのですが……

と、このままでは本当にいつまでも終わることができなさそうです。
本当はジャンドやアブザン・ナヤ・4色の形も考えてみたかったのですが、残念ながら紙幅が尽きてしまいました。
あと体力も尽きてしまいました。構築同時執筆、想像以上にハードでした(笑)


あっちへフラフラ、こっちへフラフラと行ったり来たりの記事でしたが、デッキを作る際の手探り感が少しでも伝わりましたでしょうか?
デッキ構築には終わりがありません。また、終わりが無いのが楽しさでもあります。
この記事を読んで、自分でもデッキを作ってみよう、強いデッキが作れるようになった!というプレイヤーが一人でも増えれば幸いです。

それではまた次の機会に。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!