1.ご挨拶


こんにちは、杉山です。

行ってきました、千葉!
GP京都2015は仕事で不参加だったので、人生初のレガシー体験です。

とにかく経験値が大事と聞いていたので、胸を借りるつもりでぶつかるしかありません!




2.使用デッキ検討


こんな自分でも一人前にデッキを色々と検討しました。

まず考えたのは「罰する火4Cデルバー」。


《思考掃き》《罰する火》を落とし、《グルマグのアンコウ》をキャストしたり《燃え柳の木立ち》《死儀礼のシャーマン》の緑マナをサポートしたり、といったコンセプト。

全てのカードが有機的に結びつき、これは!?と脳内で盛り上がったものの、《燃え柳の木立ち》という土地が弱すぎ、

《不毛の大地》
《燃え柳の木立ち》
《秘密を掘り下げるもの》
《稲妻》
《思考掃き》
《死儀礼のシャーマン》
《グルマグのアンコウ》

という7枚の初手をマリガンした時、デッキそのものをマリガンすることを決意したのでした。



次に考えたのは「食物連鎖」。

《意志の力》を使えるコンボ+ビートというデッキ構造が強く、《宝石の洞窟》+《霧虚ろのグリフィン》のギミック、対カウンター兼無限マナ後のフィニッシャーサーチとして《起源のハイドラ》を採用し、《死儀礼のシャーマン》も使えることからBUGデッキの上位互換では!?と脳内で盛り上がったものの、いざ練習しようとしたところ《起源のハイドラ》が何もカードをめくらないというMOバグに直面し、モニターの前で暴君のごとく暴れたのでした。



そんなわけで、練習できないデッキを使うわけにもいかず、最終的に選んだのは「エルドラージ」でした。

2週間ほどを練習と調整にあて、ごく一般的なリストから始まり、およそ全ての無色カードを検討し(《密輸人の回転翼機》まで試したほどでした^^)、最終的には出発前日の深夜に構成を大幅に変え、以下のリストとなりました。




《厳かなモノリス》が2枚なのは変更が急すぎてカードが用意できなかったためです^^
本来は3~4枚が望ましいでしょう。


《猿人の指導霊》について




練習時、一般的なリストではデルバーデッキ相手に1ターン目《死儀礼のシャーマン》or《秘密を掘り下げるもの》と動かれ、《目くらまし》でテンポを取られる負け方がとにかく目立ちました。
逆に《目くらまし》《猿人の指導霊》でスカせた時はそのまま勝てるケースが殆どだったため、どんどんと増量されていき4枚に。

《魂の洞窟》についても、0~3枚のリストも試したのですが、デルバーデッキに勝てなかったため4枚固定に。


《終末を招くもの》について



「実物提示教育」デッキやリアニメイトデッキ相手に勝てるカードであること、装備品を封殺できること、同型に強いことからこちらも徐々に増量されていきました。
 最初なんで入っているか分からなくて、ずっと0枚で試していたのが恥ずかしいです。


《エルドラージのミミック》《果てしなきもの》について




 結局、結構な練習マッチを通してこれらのカードが勝ちに繋がったケースが少なすぎたことから不採用に至りました。

 消耗戦のあとの《果てしなきもの》はそりゃあ強いですが、それは《終末を招くもの》でもいいということと、《血染めの月》耐性について《殴打頭蓋》《忘却蒔き》《厳かなモノリス》である程度フォローできるという目論見でもあります。

振り返ると《梅澤の十手》がオーバーキルカードで贅肉でしたね。



3.GP初日



土曜日、さあ出発の日です。

始発の飛行機で羽田に向かったものの、飛行機が遅延し、予定していたリムジンバスに乗れず。
会場へ走るも、2分間に合わずラウンド2に不戦敗となってしまいました……


前回のクアラルンプールは回避できなかったトラブルですが、今回はしようと思えば前日入りができましたし、自分でも酷く反省しました。

スポンサードしてもらっている以上、こぼさなくてもいい勝ちをこぼさないことは最低限の義務だと考えます。
今回の反省は次回以降に活かします。

さあ、そんなスタートダッシュ(意味違)を決めたGP千葉、結果はと言うと……


1回戦 BYE
2回戦 不戦敗
3回戦 奇跡 ○×-
4回戦 奇跡 ○××
5回戦 エルドラージ ○○
6回戦 バントブレード ○×○
7回戦 エスパーブレード ○××
8回戦 12ポストエルドラージ ○○
9回戦 ANT ×○×

トータル4-4-1で初日落ちでした><

この日は20回ぐらいミスったでしょうか。
直前でデッキ構成を大きく変えたこともあって、《ウギンの目》を活かすゲームプランに修正するタイミングがよく掴めてなかったように思います。


前回クアラルンプールで学んだこと。
「負けた時はむりやりにでもテンション上げる!」




ということで、夜は盛大にお肉!
写真の肉で900gほどでしょうか? 絶対にテンションが上がるのでオススメです^^
共に初日落ちしたスポンサードプレイヤーの松本くんと共にリベンジを誓い、この日は就寝。


4.GP二日目


日曜日はマナバーン杯(カラデシュシールド)に参加。
プレリリース以来のシールドです。
プールからはチャンドラが出てやる気アップです。
ラウンド1後に松本くんとお互いのデッキを見せあい、アドバイスをもらいました。




ランドは7・7・3。マナベースがキツいけど弱いカードが無いグッドプール。
島のために 発明博覧会を諦めています。
結果はと言うと……

1回戦 ×○○
2回戦 ○○
3回戦 ○○
4回戦 ○○
5回戦 ○○
6回戦 ×○○
7回戦 ID




運良く優勝できました!
(この日も20回ぐらいミスりました^^)


4.最後に

GP本戦は不甲斐ない結果に終わってしまいましたが、レガシーというフォーマットがこんなに楽しいとは思っていませんでした。

ぶっちゃけスタンダードやモダンよりも楽しい!
今まで食わず嫌いしていたのを悔やみます。負けても言えるのだから相当です。

そしてシールドの楽しさも再確認できました。
こっちは勝てたから言えている可能性もありますが……^^


次のGPは3月の静岡。
環境末期のスタンダードということで、やり込み甲斐があるフォーマットです。
精一杯準備をして望みたいと思います。


それではまた次の機会に。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!