こんにちは、杉山です。

いよいよ霊気紛争が発売されます。

新エキスパンションが発売されるとなれば、値段が気になるのが人間というもの。

今回も遠慮なくジョニーのお店の値段にやいのやいの言っていきます!



参考までに前回カラデシュの記事はこちら。




それでは早速各種レアを見ていきましょう!


霊気紛争、買うや買わざるや!?(価格は1/10時点のものです)






《策謀家テゼレット》 2500円



久しぶりに戻ってきたテゼレット。

奥義が若干空気なものの、プラス能力・マイナス能力および忠誠値はなかなかのもの。

《キランの真意号》との相性もGOODです。

青黒コントロールが復権すれば複数枚積まれるかも?

それでも二色なのはリスクであることに変わりはありません。2500円は若干高い!




《キランの真意号》 2500円



《密輸人の回転翼機》が禁止になったのも記憶に新しいところ(というか当日にこの記事を書いています)、このカードはどうなんでしょうか!?大丈夫なんでしょうか!?

《密輸人の回転翼機》との違いはずばり、神話レアというところと、プレインズウォーカーがいれば宇宙、いなければ置物というところ(見たまま)。

それはつまり《密輸人の回転翼機》同様デッキに4枚積まれるものの、《密輸人の回転翼機》よりもデッキを選ぶということです。
プレインズウォーカーをできれば8枚以上積むデッキ。

かなり限定はされるものの、コンボデッキさえどうにかできれば圧倒的なボードコントロール能力で環境を支配する可能性も十分にあります。

2500円は期待込みで妥当!

ついでに今のうちに買っておこう、《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》!800円!

ついでのついでに買っておこう、《燻蒸》!50円!!




《不撓のアジャニ》 1500円



6マナの重さで盤面に影響を与えないことはかなり致命的です。

うーん、《生命の力、ニッサ》よりも優先して使われるところがイメージできません。

1500円は高い!




《艱苦の伝令》 1000円



《墓忍び》

…とは違いますが、概ね5マナ5/5飛行は期待してもいいのではないでしょうか。

4マナ以下でキャストできれば宇宙。

誰しも《不屈の追跡者》との組み合わせは現実的に夢に描いているものと思います。

そしておまけの能力も2つとも強い!

ずばり1000円は妥当~やや高い!

ついでに今のうちに買っておこう《不屈の追跡者》!600円!




《ヤヘンニの巧技》 1000円



霊気紛争を象徴するパワーサイクル、巧技。

このサイクルをどのように評価すれば良いでしょうか。

4マナで7マナ相当?

実質1マナ?

個人的には怒涛コスト1、と読み替えることが近いかな、と考えています。

えっ、そりゃ強いでしょ。

貴重な全体除去でもありますし、1000円は安い!




《パラドックス装置》 1000円



本当に申し訳ないんですが、この手の怪しげなコンボパーツは、有用なコンボが見つからない限り無価値に近く、しかしコンボが見つかった途端に高騰するという、いわば投機対象に近いカードになります。

つまりとてもコメントしづらい!

安いけど高い!

(パラドックス装置だけに!)




《次元橋》 800円


スタンダード以外の環境ではそれなりに需要の高そうなカードですが、基本的にスタンダードリーガルのカードがそれ以外の環境の需要で高騰したりすることはありません。

《死儀礼のシャーマン》ですらそうでした。

このカードも、ローテーションで落ちてからじわじわと値上がっていくカードでしょう。

今800円は高い!




《産業の塔》 800円



多色土地が少ない今のスタンダードが待っていたカード。

エルドラージ用の◇マナが出る点もメリットに成り得ます。

嫌いじゃないけど好きでもないよ感あります。

想像よりも多くのデッキに居場所を見つけられるんじゃないでしょうか!

800円は妥当!




《遵法長、バラル》 600円



大メダルや使い魔大好きな身としてはなんとかプッシュしたいのですが、モダンの青赤昇天に5枚目の《ゴブリンの電術師》として入るぐらいしか今のところ居場所を探せていません。

涙を飲んで、600円は高い・・・ッ!




《霊気圏の収集艇》 600円



機体ビートで使うにはマナレシオ不足(同型メタは除く)なので、トークンや《スレイベンの検査官》と一緒に使いたい⇒ミッドレンジに最適。

絆魂もまさにミッドレンジに欲しい能力です。

《密輸人の回転翼機》をキャッチできるというセールスポイントが無効化されたので多少評価は下がりますが……

600円は妥当!



《不許可》 500円



《取り消し》につくおまけとしては《もみ消し》は破格ではないでしょうか?

《対抗呪文》+《もみ消し》は流石に言いすぎですが……

500円は妥当!




《不屈の独創力》 500円



書いてあるテキストを読みますが、クリーチャートークンか手がかりトークンを出してこれを撃てば、任意のクリーチャーかアーティファクトを場に出すことができます(当然、構築に制限はかかりますが)。

あの変身エムラクールがもう一度!しかも今度は複数体OK!

個人的な趣味ですが、《不浄なる者、ミケウス》+《トリスケリオン》を持ってきたいですねー。

というわけで500円は妥当!

《極上の大天使》を持ってきましょう!




《金属ミミック》 500円



5枚目以降の《サリアの副官》《金属ミミック》からの《巻きつき蛇》

即席のコストに当てるなど、自身がアーティファクトであることをメリットに変えたいところ。

500円は少しだけ高いか!?




《歩行バリスタ》 450円



置いているだけで《サヒーリ・ライ》コンボが止められると期待されているこのカード。

コンボ対策用途を除くと、良くも悪くも《トリスケリオン》ですが、クリーチャーであり、かつ単体で無限マナからそのまま勝てるというのは実は稀有なカードです。

むしろ自身がコンボデッキにおける唯一無二のカードとして重宝されるかもしれません。

450円は化ける前提なら安い!




《スラムの巧技》 300円



怒涛コスト1でトークン3体出しちゃ駄目ですって。

しかもアーティファクトトークン。さらにコストが踏み倒せてしまいそうです。

300円は安い!です!




《発明品の唸り》 250円



見たまんま《召喚の調べ》です。

5枚目以降の《霊気貯蔵器》だったり《霊気池の驚異》だったりするだけで十分。

こういう、コンボパーツそのものでなく、コンボを補佐するカードは前者に比べ居場所が見つけられやすく、高騰したら手がつけられなくなるカードです。

250円は安い!

ついでに買おう、《霊気貯蔵器》!50円!




《上級建設官、スラム》 200円



同上、です(笑)

ただ、こちらは補佐するカードというよりもコンボパーツそのものに近いので、《霊気貯蔵器》と価格がリンクすると考えていいでしょう。

あとはまあ《機体エンジン》デッキに期待でしょうか。

買うなら《霊気貯蔵器》とセットで買おう!《霊気貯蔵器》50円!(熱い霊気貯蔵器推し)




《緑輪地区の解放者》 200円



スタンダードではなんということもないカードですが、フロンティアやモダンではフェッチランドからお手軽に2マナ4/3が出せてしまいます。

しかもエルフ。しかも+1/+1カウンター。《巻きつき蛇》との相性も良好!

《硬化した鱗》デッキのクリーンナップを任せられそうです!

期待込みですが、250円は若干安い!?




いかがでしたでしょうか。


新エキスパンションに加え禁止改定で環境が激変するスタンダード。


どんなカードが日の目を見るか、まだまだ想像もつきません。


《霊気貯蔵器》をSOLD OUTにしてジョニーを悔しがらせるのはあなたかもしれません!(逆に喜ぶかもしれませんが)



■おまけ

どうしても投機で大儲けしたい!、という山師なあなたには《無秩序街の主》50円をオススメ。


《艱苦の伝令》との価格差20倍はなかなか魅力的!?