皆さんお久しぶりです!

今回は先日行われたGPラスベガスのレポートになります。
初の試みである3大会連続開催になり、木金にレガシー。金土にリミテッド。土日にモダンでの開催となります。
3大会連続で一旅程でのプロポイント期待値が他より高いし、面白そう!という事で初のラスベガスに行ってきました。

残りのGPキャップが2つでPP20点の状態だったのでGPラスベガス、GP京都で2点、3点、PT京都で5敗で10点でゴールドなので目標は3点以上目指します。



1.事前準備

◆レガシー
今回は地元のレガシー大会などとも都合があわず、師範の占い独楽が禁止になった後では初の大会参加となります。
元々は青白奇跡を使っていたのでデッキを探すところからになりました。


他の大会結果などを見るとURデルバー、グリクシスデルバー、スニークショー、ANT、デスタク、青白奇跡。比較的デッキプレイが難しくなさそうなBUG続唱、エルドラージなどがパッと見の候補なのかなと。
レガシーだけに時間は割けないのでまずこの中から経験が無く絶対に使わなそうなものを排除します。
そうするとグリクシスデルバー、青白奇跡、BUG続唱が残りました。


まず青白奇跡を試してみますが、独楽が無くなってて中盤以降も支配的な展開が出来ず勝率は上がらず選択肢より消えました。
次にBUG続唱を使ってみてANTやスニークショーは厳しいですが、グリクシスデルバー、デスタク、奇跡、リアニメイトなどには勝率が良くプレイも比較的難しくなく好感触で他フォーマットの練習のためデッキ確定させました。
構築は何個かリストを漁ってみて苦手なデッキに対して効果的な翻弄する魔導師をサイドに入れてたものがあったのでそれを参考に構築しました。







◆リミテッド
前回のGP神戸(モダン)の時から今大会に向けてアモンケットリミテの練習をしていました。3大会の中ではリミテッドに最初から注力していた形です。
PT時にドラフトの練習はしていましたが、実はシールドはプレリに1回出た経験しか無く、今回はシールドの練習に比重を重くしています。


具体的には2BOX程リアルで友人と対戦⇒プールを入れ替えて対戦⇒討論を繰り返していました。
すると個人的な感想では


・出来れば殴れるデッキを作りたい。
これは後述の中速・低速寄りのデッキを数個作って、高速寄りの殴るデッキを数個作ってマッチアップした際に殴るデッキの方が勝率が良くなりがちだったので受けきるデッキの評価を上回った経験則からです。

・殴るデッキでは赤か白を使いたい。
赤白・赤黒両方とも綺麗に使った時はとても強くなりますし、コモンに殴るデッキに入るプレイアブルカードが多いのも魅力です。

・中速より重いデッキの場合は黒を主軸に。
重いデッキを作る際には緑黒・赤黒を主軸に作ります。前者はクリーチャーのサイズが緑で填補され、後者は赤黒での除去が豊富な形になるのが多いです。
前者はスペルより緑の1マナ+2/+2、黒の1マナ+2/0などを使った方が早いデッキに対処しやすいですので、もちろん5マナの追放除去などは必要ですが、緑・黒カルトーシュと合わせて盤面の優位を作り出すのが理想です。
赤黒は4マナ2/3の墓地のスペル分クリーチャーにダメージ、3マナ2/2接死サソリ、墓地から2体回収などを使った対クリーチャーヘイトなアーキです。
これは必要なカードが数種あるのと、攻め手をどうするか、置き物系のボムに弱いなどの欠点もあるのでそれらがクリアされた時には選択していました。

・青は青白で。
青は青黒にすると盤面を保てないし、サイクリングが多く相手とのマナ使用時の対費用差が盤面に現れにくく全然勝てませんでした。 青白にすると青カルトーシュや飛行クリーチャーによりダメージを通しやすく、アンコ、レアの青白マルチが強く、除去が少ないという欠点を補える時は使えるプランでした。
後は珍しく緑の2マナ域が殴るクリーチャーが強く、緑・青カルトーシュがある場合は青緑もありえました。

・上記でどれにも行けないなら緑多色へ
アモンケットはデッキの総合力が重要なので、どうしても補足のカードが入るこのアーキは今までの環境より優先度は下げました。

《栄光をもたらすもの》を引いた場合は何故か勝てない呪いにかかっていた事をここに書いておきます
MO含め8枚くらい引いたけど何故かその時は全然勝てなかった(笑



◆モダン
GP静岡では同じスポンサードプレイヤーある杉山さんの5色無限ドルイドコンボを使用していて感触も悪くは無く、きついマッチアップではあるがバーンには《思考囲い》《集団的蛮行》にした事で勝率も上がりました。
ですが、グリクシスシャドーやBG系は少し苦手だなと思っているところに、僕宛ではないTwitterに上がる無限ドルイドは止めたほうがいいという書き込みの数々。




ええ。
グリクシスシャドーが板!(手のひらクルー



という訳で出発前日にデッキは決定w
幸い5色ドルイドの前はグリクシスシャドーを使っていたので抵抗は無かったです。
その時の最後の感想に終止と頑固な否認は増やしたいなーと思っていたのですが、出発先週のSCGを見ると良いなーと思うリストがTOP8にあり参考に。





そんなこんなでPT、GP神戸、GPラスベガスの練習と時間に追われながらもなんとか出発準備は完了です。





2.Go to LasVegas

ラスベガスに着くと空港内にスロットの数々。
しまいにはセブンイレブンの中にもあったりw
各ホテルにもカジノがあったりと、話には聞いていましたがすごいです。





水曜着で、同行で広島の野稲くん、BMのくーやんさん、地元石川から友人一人を連れて行動していました。
会場に行くとメイン会場はまだ設営中で他室でラストチャンストライアルをやっていました。

人が多すぎてトライアル参加は見送り、会場でバイヤーブースを見てフリーをして、飯を食べ。
明日から連戦になるので早めに寝ようという結論になりホテルへ。




3.GP Day1(レガシー1日目)



ドラゴンストンピィは全勝卓だったので1ターン目月からのブンブン×2でお話になりませんでした。
デスタク相手は有利な相手だったのにマナフラ気味で落としたのと、サイド後の《ミラディンの十字軍》にどつかれました。
UBリアニメイトは相性的にまったく勝てる気がせずw
URデルバーは発展の価値をを引かれるとまったく勝てる気がせずその2w


5-4でポン
レガシーはついぞショニポン3連続。レガシーだけ2日目行ったこと無いです。。。


go to Next GP


ちなみにこの記事を書いている今はグリクシスデルバーを作って、時間があれば練習しています。




4.GP Day2(リミテ1日目)

もらったプールは見ると2、3マナ域がパワーなさすぎて殴るデッキ作れる気配が全くなく。
結局作ったデッキは下記。




その後フリーしてたら3マナ3/2督励+2/+2と白カルトーシュの2枚目は入れなきゃ勝ち筋ちょっと少なかったなと反省。
5マナ以降を気にしすぎて軽い所のマナ域の選択が疎かになってた。



GW二つはこっちが事故ってるわけでもなく、1.2ターン目から相手が綺麗に動いてバットリでバックアップという感じだったので特に反省点も無く普通に負け。
前述のデッキ構築ミスが無くても勝てない感じでした。
しかしこのデッキならの予想通りの7-2

とりあえず望みは残してDay2ドラフトへ。



5.GP Day3(リミテ2日目)

1stドラフトは赤白。2ndドラフトは白黒。
2ndドラフトは空いてる色やったら決め手に欠ける構築になって不安が・・・







R2は相手が中学生くらいの子だったんだけど、めっちゃプレイ早くて上手くて負け。素直に感心しました。
負けはしたけど貴重な経験でした。
R6はデッキの強さが2段くらい上でまったく勝てる気しなかった。。。


トータル11-4でPP2点。



あと1勝で3点欲しかったですが、なんとかPP2点を得て望みを繋ぐ形へ。
破滅の刻発売後はもっと勝てるように精進します!



おまけ

メガリバウンドモダン
いわゆる賞品が多いサイドイベント。
時間が噛み合ったのでDay2ドラフトの後にそのまま参加。

使用デッキは前述のグリクシスシャドー


無事3勝後にID。
賞品はプライズチケットと呼ばれる交換券なんですが、換算するとBOX4箱くらいの価値でホクホク。

(グリシャドーを勧めてくれた)BMのみっくすさん...azasita!




6.GP Day4(PTQ リミテ)

最終日はPTQリミテに参加。
もらったプールは下記。



普通に考えてめっちゃ強いんだけど、呪いの栄光をもたらすものがいて背筋が凍る。



最終戦は始まる前に「君のデッキめっちゃ強いし勝てる気しない」というフラグまで立てられて無事マナフラ死亡でフラグ回収。
やはり栄光はもたらしませんでした・・・



おまけ

やはりラスベガスに来たからにはカジノは経験しとくものでしょう(ド素人)
ルールを教えてもらいながらブラックジャックとスロットで遊びました。
結果は-3万。まあ勉強代という事で。負けたけど面白かったです。




7.GPラスベガス会場諸々



メイン会場はめっちゃ広い!!
日本の会場の倍あるかな??
しかもガラガラやし、他の部屋も何個も借りてるしアメリカン感が(笑



アーティストブースも30人以上アーティストが来てるし、バイヤーブースもかなりの出店数!



僕はサインド好きなのでこんな感じに!ハッピーヽ(´▽`)/

こっちでは対戦相手がみんな気前がいいと言うか陽気な感じで対戦していて気持ちのいい試合が出来る人ばかりで良かったです。
日本と違って老若男女、家族でなどの人も多く見られて垣根が無くとても新鮮でした。


またアメリカGPに行きたいなーと思わせてくれるいい旅でした。
今回の記事では日本と違う所、アメリカGPの良いところが少しでも伝わればいいなと思います。


ここまで読んでくださってありがとうございます!それでは次の記事でお会いしましょう。
次回はGP京都・PT京都と連戦なのでリミテッドに注力したいと思います。